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執筆者の写真yoko kobayashi

茅ヶ崎 Jam in the box を終えて

LIVEシーンは相変わらず厳しい状況が続いています。

日頃きついなぁと思うことも多々ありますが、ご来場いただける方々が

いるということは、本当にありがたく、演奏出来てよかったなぁとつくづく思います。

Jam in the box は飲食店ではないので、通常通り演奏を始めて、時間を気にすることも

なく普通にsec.stageも出来たことが良かったです。


昨年から決まっていたこのLIVEは、配信はしませんでした。

ご来場いただいた方々と演者と一緒に、同じ時間・空間を共有できたこと、

大変うれしく思います。


茅ヶ崎には、私が人生訓としている「悠々として急げ」の開高健記念館が在るところ。

それにこのJam in the box は、師である故・辛島文雄氏が晩年愛したハコでもあり、

感慨深くもありました。


ピアノはスタインウェイB-211、カラヤンに繋がりのある方の持ち物なのだそうです。

学生時代から、スタインウェイよりベーゼンドルファーの方が相性のいい私でしたが、

昨夜でそんな思いは一気に払拭されました。


「TEAM TUCKS」としては、これからの進化が楽しみではありますが、

もっとリーダーとしての力量を上げるべく自問自答する昨今であります。

私が思い描いている世界を言葉で伝えることの難しさもありますが、

回を重ねるごとに、バンドとして成長することでもあるので、

私自身が、言葉ではなく音でもって、もっと魅力のある提示ができれば、

今抱える課題は少なくとも解決、あるいは良い方向に進んでいくのではないかと

思っています。

メンバーは皆、凄い先輩たちのグループでも鍛錬を重ねてきた、

音楽経験超豊富な素晴らしいミュージシャンな訳ですから。


やはりバンドが向かうべき方向・道を、音で描き見せることが出来なければいけないなと

強く思います。

これがとても久しぶりに、「バンド」というものに取り組んだ私自身の大きな課題です。


このところDUO編成が多く、DUOの場合は一対一で会話をしているようなものですが、

カルテットとなるとやはり話を正しい方向に導くリーダーがいないと、

まとまる話もまとまらずに終わったりします。


音楽はきれいにまとまらなくても、聴衆が聴いていて面白ければ良いと思っています。

ですが、やはり確信をもって楽しみながら自分の思い描く世界を作れる域に達したいと

切に思います。

まぁこれはDUO編成に関しても同じことですが.......。


既に確固たる世界を築いている、全く色違いの顔ぶれを自信をもって選んだ訳で、

先にある思い描く音楽を目指すことは、いくつになっても楽しいことであります。

その分、困難も多いかと思いますけどね。


今後のTEAM TUCKS ライブは、

5/29(sat.) 本八幡cooljojo 13:00 ~

7/28 (wed.) 新宿pit inn 夜の部 となっています。


2021.03.25 茅ヶ崎 Jam in the box 演奏曲目

TEAM TUCKS / 小林洋子pf 多田誠司as 加藤真一wb 角田健ds


1st.stage

  1. 水泡

  2. Pleasant Garden (石庭の庭より)

  3. 木の芽時の

  4. Coin Factory

2nd.stage

1. The shadow of your smile(Johnny mandel, arr. Yoko Kobayashi)

2. Ultramarine Road

3. Bonne yeah rit.......。

4. Soar


2nd-1 以外 all composed by Yoko Kobayashi




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