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執筆者の写真yoko kobayashi

2020.10.08 横濱エアジン・レコ発LIVE

昨日は冷たい小雨降る中、様々思いを胸に横濱エアジンへ。

FBに素敵なライブレポをアップしていただき、ご紹介させていただきます。


先ずは演奏曲目です。

1st. set

  1. 月時雨(石庭の雨より)

  2. Beyond the forest

  3. Keep in mind

  4. Never let me go(Jay Livingston,Ray Evans)

  5. Housewives’ gossip session


2nd. set

1. A ・U・N

2. 時雨傘(石庭の雨より)

3. Spartacus Love Theme(Alex North)

4. Turn Circle

5. GENEIジェネア


encore : Bonne yeah rit.......。

(1-4, 2-3 以外、all composed by Yoko Kobayashi)


..........................

ライブレポ

小野健彦氏FB投稿記事より



多くの人が待ち望んだこの時だったと思う。

それは今宵ライブの現場に実際に脚を運んだ人々にとっては勿論のこと、ライブ配信を通じてその場に自らの思いを寄せたお客様も、そうして、今宵の場を企画・提案したこのハコのご亭主も。

また、今夜の主役の彼女とこれまでにその音創りを共有した多くの仲間達も、そうして、何より当のご本人が。。


私の2020live.vol.65は、@横浜エアジン

ピアニスト小林洋子氏の自身初となる入魂のソロアルバム「BEYOND THE FOREST」の発売記念ライブ。


私は、幸いにも先週末に他所で行われた洋子さんのライブ会場で先んじて現物を入手していたが、当然僅か数日ではとても聴き込むには至らなかった。


もっとも(私の性格上)予習としてチラリとでも聴く気持ちなんて更々なかったけれど。だから今日のライブについてそれとの比較でものをいうことは出来ないし、するつもりもない。


CDの冒頭にも収められた「月時雨(石庭の雨)」から極く静かに始められた今宵のステージ、CD収録曲が中心の構成。

その全てについて出自の詳細は知る由もないが、そのどの楽曲も骨格がしっかりとしていて、また、その語り口は、実に堂々としたものだった。まるで、全体として流れる様に一編の物語が紡がれてゆくような、おおいに聞き応えのある構成に度々息を飲むことに。


洋子さんの心象風景のうつろひと共にあったこの2時間。

とにかく、そこには赤裸々に生々しくこの時を生き切ろうとする洋子さんが居た。


しかし、このライブが終わると、直ぐに洋子さんの頭は切り替わる。

約2年前の復帰後からの主戦場である、池長一美氏との T T T( The Third Tribe)に加え、各種duoプロジェクト、更には旧友達と新たに結成するTEAM TUCKSの活動も始動する。

もはや、誰も彼女を止めることなどできはしない。掛け替えのないこの時、洋子さんの見据える世界は果てしなく遠く、広い。


そんな洋子さんと心を寄せ合い、そのランウェイを彼女らしく颯爽と歩いて行く姿を同時代で眺め続けられるなんて何とも幸せなことではないか。

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